ボールペンの替芯

 

 半数の人が替芯を買ってボールペンを継続使用しています。今回は「ボールペンの替芯に関するアンケート調査」の結果です。アンケート調査期間は2010年4月1日〜30日の1カ月間実施、回答数は846件でした。

                            2011年の調査結果はこちら

 

 質問内容は、@日常、愛用しているボールペンのインクが無くなった場合どうされますかA「替芯を買う」と回答した理由B替芯の購入店を決めていますかC替芯は主にどこで買いますかD替芯を買う場合、困った点はE愛用しているボールペンのタイプはFそのボールペンの価格帯は、などを聞きました。
 その結果、ボールペンのインクが無くなった場合、全体の半数を占める49.6%の人が「替芯を買う」と回答、残り半数は「新しいボールペンに買い替える」(25.9%)と「身の回りにある他のボールペンを使う」(24.5%)がほぼ同率となりました。
 これを愛用しているボールペンが単色ペン、多色ペン、多機能ペン別に見てみますと、多機能ペンを使っている人が「替芯を買う」と回答したのが61.8%と最も多く、次いで多色ペンの人が50.3%、単色ペンの人が48.4となりました。
 次に、愛用のボールペンのインクが無くなった場合に、「替芯を買う」と回答した人にその理由を聞いたところ、最も多かったのが57.4%の「お気に入りのボールペンだから」で、次いで「経済的だから」25.1%、「エコに繋がるから」16.7%の順で、お気に入りのボールペンを長く使いたいという意向が強いようです。
 替芯を購入する場合、「お店を決めている」と言う人は29.0%に止まり、7割強の人は「決めていない」と回答、インクが無くなった時点で何処かのお店に買いに行くという構図になっています。
 そして替芯を購入する主なお店としては、5割強の人が「文具専門店」と回答して、他の業態を圧倒、文具専門店の優位性を示しました。
 ただ、替芯を購入する時に困る点では、「扱っていないお店が多い」が40.1%で最も多く、次いで「メーカーの互換性がない」23.3%、「品数が少ない」11.0%、「取り寄せなどで直ぐに入手出来ない」10.5%という結果で、もっぱら店側の品揃えに不満を感じている人が多いようです。
 なお、今回の回答者が日常、愛用しているボールペンは、@単色ペン(73.2%)A多色ペン(17.3%)、B多機能ペン(9.4%)という順で、単色ペンを使用している人が圧倒的に多い結果になりました。
 また、ボールペンの価格帯では、@100円〜200円(38.6%)A100円(23.8%)B200円〜500円(22.4%)の順となりました。