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芯が回って尖り続ける機能を搭載した三菱鉛筆「クルトガ」、芯が折れない機能を謳ったプラチナ万年筆「オ・レーヌ」、ぺんてる「オレンズ」、ゼブラ「デルガード」、消しゴムの機能性や消字力を高めたトンボ鉛筆の「モノゼロ」、「モノグラフゼロ」など、機能性を高めた新製品は学生だけでなく社会人の需要も刺激、ユーザー層の広がりが需要の増加に繋がっています。
受験シーズンや新年度に向けて、ゼブラは逆さにするだけで消しゴムが使えるデルガード新製品を投入、パイロットコーポレーションは同社初の折れないシャープペン、三菱鉛筆はシャープ芯に消しやすいカラー芯、コクヨは鉛筆シャープのキャンペーンを展開するなど、新製品投入やキャンペーンで市場を盛り上がっています。
注目の各社のシャープペンシルを集めました。
商品情報は、2016年11月現在。
「シャープペンシル」に関するアンケート調査は→こちら
鉛筆のような安定した筆記が好評の0.7_芯を採用した「鉛筆シャープ」に、ビジネス向けの新シリーズ「鉛筆シャープTypeS」を投入(10月12日発売)、1月31日までキャンペーンも展開し、盛り上げる。
金属ペン先を採用したことにより、より安定した書き心地を実現。しっかり握れる6角形のラバーグリップをはじめ、繰り出し消しゴム、ポケットやノートに挟んで使えるクリップ付き。高級感のある落ち着いた色合いとデザインを採用した。芯径は0.7、0.9、1.3各mmの3種。価格300円。
キャンペーンは店頭設置の「応募用紙兼試し書き用紙」を入手し、コメントを書き込み、Twitterで投稿。大賞(1人)は等身大部長型の鉛筆シャープ立て、副賞(毎月5人)は山崎シゲル部長からの嬉しいご褒美。
鉛筆型の木軸シャープペンに、消しゴム付き2mm芯の「木軸シャープ消しゴム付2.0」を追加し、好評発売。
鉛筆と同じ材質の2.0mm芯を使用し、折れにくく滑らかな書き味で、鉛筆の魅力を生かしたレトロなデザイン。太めの6角軸の太軸ショートタイプで、握りやすく扱いやすい。
口金、ノック部は真鍮。本体色は6色。価格680円。
2016年グッドデザイン賞を受賞。審査委員の評価は「大人も子どもも握りやすく、デザインも鉛筆に近いので 違和感なく使うことができる。汚れや芯折れ防止のキャップが必要という鉛筆の不便を解消し、気軽にポケットやバッグに入れて持ち歩ける楽しさがある」。
同社は鉛筆型木軸の筆記具ではパイオニア的存在。シャープペンは全4シリーズを揃える。
今や折れないシャープペンの代表商品となった「デルガード」に、逆さにするだけで消しゴムが使える、新たな消しゴム機能を搭載した「デルガードタイプER」を投入。発売は11月21日。
同社アンケート調査で、「シャーペンについている消しゴムを使うことがある」と答えたのは60%にのぼり、その際、感じている不満の多くは「キレイに消せない」「キャップを外すのが面倒」などだった。
新商品のERは、逆さにするだけで消しゴムが出てくる新機能を搭載し、消しゴム自体の品質も高め、こうした不満を解消した。芯径は0.5_。軸色6色。替消しゴム2個付き。価格700円。
デルガードは2014年に発売、累計1000万本販売。今回、消しゴムに着目して、さらに進化した。
MONOならではのホルダー消しゴムが好評の「モノグラフ」に、ハイクラスシリーズの製図用シャープペンシル「モノグラフゼロ」を今年夏に投入した。
シャープペンシル部はガイドパイプ、低重心ローレットグリップを採用した精密筆記に適した「製図用シャープ」に、新たに直径2.3mm、長さ25mmの回転式繰り出し式消しゴムをノック部に搭載し、精密に筆記して緻密に修正する、両方のニーズを1本で満たした。
芯径は0.5mmと0.3mmの2種。価格600円。本体色にモノカラーも揃える。2016年グッドデザイン賞を受賞。審査員評は「ピンポイントで消せるというユーザー体験も備えた点が素晴らしい」。
女子中学に圧倒的な支持を得ている新潮社の人気ティーン誌「ニコラ」とのコラボデザインを、今年発売25周年を迎える「ドクターグリップ」で初展開、話題を呼んだ。
シャープペンシルの「ドクターグリップCLプレイボーダーニコラデザイン」として採用したもので、今春、数量限定で発売。
「ニコラ」とのコラボレーションテーマは、「夢かわいい」。人気のニコラモデルが考えたデザインをベースにポップで可愛いデザインで展開。0.5mmタイプ(5柄)と、ドクターグリップCLでは初の芯径0.3mmタイプ(3柄)も出した。価格600円。
グリップを交換して楽しめる特徴はそのままに、今回初めて内グリップの1つに本体と同じモチーフを印刷し、組み替える楽しさをアップ。
芯が折れないシャープペンの元祖として2009年にデビューした「オ・レーヌ」シリーズに、最強の耐芯構造を持つ「オ・レーヌプラス」が10月20日デビューした。
落下の衝撃や過度の筆圧からも芯折れを防ぐオ・レーヌシリーズは「芯折れのストレスが減る」「思考が中断されない」ことで学生を中心に好評。更なる芯折れ防止を目指し、落下の衝撃による「芯タンクガード」構造の考案により、耐芯強度がアップした。これにより落下試験では初代「オ・レーヌ」に比べ、約倍の耐芯強度を実現した。本体色6色。価格450円。
芯タンクガードとは内蔵のシャープメカのスリーブ部を後方に伸ばすことで衝撃による芯タンクの揺れを抑制し、芯への負担を低減する。
1970年に発売、人気のロングセラーシャープペン「P200」に、時代にマッチしたトレンドカラーの新シリーズ「P200 for BOYS&GIRLS」を投入し、11月10日に発売した。
トレンドの淡いブルーとピンクを基調にした5色を数量限定で展開。シンプルでスタンダードなデザインは、男子にも女子にもマッチする。価格300円。
P200は、軸の細さとシンプルな形状は男女問わずに待てることから、トレンドの新色を発売して、学生カップルの間で流行しているペアグッズに最適なシャープペンとしてアピールする。
近年、質が良く流行にとらわれないスタンダードな製品が見直され、同じくロングセラーのスマッシュ、グラフなどが人気で、売れ行き好調。