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スタンプアート用スタンプパッド「いろもよう」新色5色/シヤチハタ (2021/02/16更新)

 同社独自のナノテクノロジーから生まれた油性顔料系インキや、極細繊維の盤面表布を採用したことにより、繊細な模様も鮮明に表現でき、消しゴムはんこやゴム印を使ったアート作品づくりにぴったりの商品として好評を得ています。
 昨年10月に行った「いろもよう 2021年 新色 アンケート投票」では、15色の候補から好みの色に投票してもらい、上位に選ばれた5色を商品化しました。
 新色5色は、「紅梅色(こうばいいろ)」「蜜柑色(みかんいろ)」「木賊色(とくさいろ)」「茜色(あかねいろ)」「紺青色(こんじょういろ)」のラインアップしました。それぞれの特徴は次の通りです。
 「紅梅色(こうばいいろ)」は、古来より愛されてきた紅梅の花のような、春らしくやわらかな紅色。平安時代には、特に早春を彩る女房装束の色目として人気があった色。「蜜柑色(みかんいろ)」は、蜜柑の果実の皮のような、鮮やかな黄赤色。特に温州みかんの色とされる。「木賊色(とくさいろ)」は、木材や器の研磨に使われた、木賊の茎のような 青味のある深い緑色。鎌倉時代以降、武家や中年層に好まれた落ち着いた色。
 「茜色(あかねいろ)」は、藍とともに古くから染料として使われてきた茜の色。 赤い色がさして、美しく照り輝く眺めを表す「あかねさす」は和歌などの枕詞として使われる。「紺青色(こんじょういろ)」は、日本画などに用いられた天然顔料の濃く深みのある青色。海の色を表現する言葉としても知られる。各715円(税込)。