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SNSに関するアンケート調査

 SNS(ソーシャルネットワークシステム)による文具に関する情報で「役に立ったことがある」と回答した人は40%近くに達します。2017年の新語・流行語大賞に「インスタ映え」が選ばれたように、今やインスタグラムを初めフェイスブック、ツイッター、ラインなどSNSでの情報拡散、収集が日常のツールになっており、今回のアンケート調査でも、SNSを使って商品情報を「アップしたことがある」と回答した人も40%以上ありました。これまでのTVや新聞、雑誌などの既存媒体では、商品供給側からの一方的な情報がほとんどでしたが、SNSによりユーザー側の情報が拡散し、その結果、ヒット商品を生む大きな要因にもなっています。
 アンケート調査は、平成29年10月1日〜31日の1カ月間実施、有効回答数は471件。

 

 アンケート調査の質問内容は、@フェイスブックやツイッター、ライン、インスタグラムなどのSNSを活用していますか?ASNSから商品情報を得ていますか?BSNSから情報を収集したことがありますか?CSNSで文具に関する情報で役立ったことはありますか?DSNSを使って、物や商品情報を発信したことはありますか?ESNSを使って、文具に関する情報を発信したことがありますか?などを聞きました。

 その結果、@のSNSを活用していますか?に対しては、58.6%の人が「日常的きに活用している」と回答、「アカウントは持っているが余り使っていない」が18.3%、「使っていない」が23.1%という結果で、約6割の人が日常的にSNSを活用している結果になりました。

 AのSNSから商品情報を得ていますか?に対しては、半数近くの48.0%の人が「得ている」と回答、商品情報の入手にも活用さていることが分かります。

 また、BのSNSから情報収集をしたことがありますか?に対しては「良くある」と回答した人は39.7%で、自主的に情報収集している人も40%近くおられます。

 さらにCのSNSで文具に関する情報で役立ったことがありますか?に対しては、「ある」と回答した人が39.1%で、文具情報入手にもSNSの活用している人が多いようです。

 DのSNSを使って物や商品情報をアップしたことがありますか?に対しては42.3%の人があると回答、情報発信も積極的に行っている人が多いようです。

 さらにEの文具に関する情報を発信したことがある人も24.2%ありました。

 

以下にSNS情報について、一般ユーザーの「声」を紹介します。

 ◆公式の商品画像だけではわからない商品の質感や、応用的な使い方が流れてくるので、商品購入のきっかけになりやすい。(東京都・主婦・34歳)
 ◆情報が他の媒体より圧倒的に早く参考になる。新製品だけでなく変わった使い方や新しい使い道など面白い情報も多い。(静岡県・主婦・50歳)
 ◆新商品の情報はSNSで知ることが多い。また、地方は文具のイベントが年に1、2回あるかないかなので、主催会社がSNSで発信してくれるのが助かる。(熊本県・専門職・女性・42歳)
 ◆身近な人がおすすめしているものは、芸能人がコマーシャルするより、影響力があると思います。(神奈川県・会社員・女性・27歳)
 ◆最近SNSを始めたばかりで、文具系は企業アカウントから情報を得ている。またSNS独自のちょっと攻めた紹介の仕方も楽しみ。(山口県・会社員・男性・35歳)
 ◆実際に触ってないので、というところはある。(福岡県・会社員・男性・28歳)
 ◆いわゆる映える文房具の情報は多いけど、地味なものはあまり情報が出てこない。地味系の方が好きなのに。(埼玉県・パート・女性・50歳)
 ◆新商品が店頭に行くまえに、知ることができて嬉しい。(和歌山県・パート・女性・32歳)
 ◆新製品情報が流れてくるのが役立つ。わざわざホームページに探しに行くのも面倒。(東京都・主婦・38歳)
 ◆SNSでの情報は、あまり参考にせず店舗に行く。(神奈川県・会社員・女性・30歳)
 ◆普通にウェブで検索すると古い情報ばかり出てくるが、SNSだとリアルタイムで情報を得ることができるので良いと思う。(愛知県・無職・女性・33歳)
 ◆動画で紹介してもらうと分かりやすいと思う。(神奈川県・学生・男性・20歳)
 ◆新商品の情報は便利。(東京都・会社員・男性・38歳)
 ◆文房具の公式ツイッターから流れている情報がとても役立つ。(岡山県・主婦・44歳)
 ◆メーカーさんのPRよりは個人の情報の方が信憑性があると思います。(千葉県・会社員・女性・29歳)
 ◆写真が載っているのでわかりやすく購入意欲がわく。(北海道・パート・女性・34歳)
 ◆SNSは、使用者の生の声が載っているので、とても参考にしています。(愛知県・会社員・男性・38歳)
 ◆詳しい情報はメーカーHPで調べます。(愛知県・会社員・女性・49歳)
 ◆メーカーの商品紹介などは参考になっています。(熊本県・会社員・女性・44歳)
 ◆ラインでこども向け文房具の情報が欲しい。(埼玉県・無職・女性・42歳)
 ◆SNSで知ったのをきっかけに、商品を購入することが結構あります。SNSは手軽に情報を入手できるので便利だと思います。(埼玉県・パート・女性・35歳)
 ◆SNSはあまり信憑性がないと最近思いはじめたので、商品のホームページを見たり、文房具店に実際に行って選ぶようにしています。(東京都・会社員・女性・29歳)
 ◆実際に使っている人の感想が流れてくると、自分が購入する場合の参考になって嬉しいです。(滋賀県・会社員・男性・43歳)
 ◆仕事柄、画材をよく使うので使用感についてのレビューをたくさん見て購入を検討しています。(東京都・自営業・女性・29歳)
 ◆SNS映えする文房具も良いと思います。基本的にはインスタグラムよりツイッター。(熊本県・学生・女性・17歳)
 ◆広告感が強過ぎると信頼出来ないです。(東京都・自営業・女性・41歳)
 ◆良いものがツイッターに流れてきたら、お店に行って思わず買います。(兵庫県・パート・女性・19歳)
 ◆店舗では目に入らなかった商品でも、新たな出会いにより購入に至ることもあります。(岐阜県・主婦・30歳)
 ◆ネットで調べなくてもSNSが教えてくれます。(大阪府・主婦・23歳)
 ◆あまり知らなかった文具が、見つかったりしてとても役に立っています。(滋賀県・学生・女性・17歳)
 ◆仕事の効率アップに役立つ最新事務用品の情報が流れてくると助かります。(大阪府・会社員・女性・41歳)
 ◆SNSで流行りの物や話題の物がすぐにわかるので、SNSを活用しています。実際に使った人の感想もよくわかるので参考になる。また、どこにいても好きな時に見れるのがいい所だと思います。(福岡県・パート・女性・19歳)
 ◆今年、小学生になった息子の文具をSNSで探して助かっている。(東京都・主婦・39歳)
 ◆フェイスブックを利用しているが、各メーカーのページはほぼ網羅。よく「○○(雑誌名)に載りました」とか、製品自体に関係のない記事ばかりのところもありますが、そういったところは即フォローを取り消しています。やっぱり商品そのものの紹介を詳しくして欲しいです。(茨城県・パート・女性・40歳)
 ◆使用者の生の声が聞けるので非常にリアリティーがある。文具に関しても、買おうかどうしようか迷っているときに、ハッシュタグや検索窓にその商品名を打ち込むと不特定多数の人の意見が見られるので、いつも情報収集はSNSからです。(大阪府・自営業・女性・22歳)
 ◆新商品のオフィス文具の情報をよく調べています。使い心地などが分かりやすい動画があれば良いなと思います。(広島県・会社員・女性・30歳)
 ◆SNSはとても身近な存在なので最新情報を知るにはうってつけだと思います。(東京都・学生・女性・18歳)
 ◆メーカー発信のものより、良くも悪くも使用感が分かるコメントが正直に発信されているように思えるので、購入に迷った時は参考にしたりします。(大阪府・会社員・男性・33歳)
 ◆メーカーが発信する情報より、ユーザーが使ってみた感想がよくタイムラインに流れてきます。実際の使い心地などが伝わってくるため、参考にすることが多いです。(愛知県・会社員・女性・24歳)
 ◆メーカーアカウントからの新商品情報や、「こんな使い方もある」などといった情報を参考にしています。(青森県・会社員・女性・36歳)
 ◆実際に購入した人のクチコミや、写真がとても役に立ちます。また文房具に関するあらゆるイベントなどの情報も知れるのがよいです。(東京都・主婦・50歳)
 ◆文房具のアレンジ方法がSNSで流れてくるので、それを見て文房具を購入することもよくあります。(北海道・主婦・19歳)

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